Z80互換CPUを動かす

 今年になってXでMSXの後継機開発をめぐってひと悶着あり、いっちょ噛みしてキーマンにブロックされるなどしましたが私は元気です。元気なのでopenMSXでアセンブリ言語をアセンブルして動かすということを五十路にして初めて体験しました。もうそれだけでシビれましたね。Linuxでも実行可能です。
参考:https://note.com/thara1129/n/n2daf1512fbb7?sub_rt=share_sb

 私は今でこそIT企業でSEをしていますが、そのきっかけは小学生時代に触れたMSXにあります。ゲームのカートリッジを購入して遊ぶにはまず小遣いが足りなかったのとショップが遠い田舎だったので、もっぱら雑誌に掲載されていたBASICのプログラムを打ち込むのがほぼ唯一の手段でした。中学生になってちょっと改造することもありましたが、まずそのまま打ち込んでおしまいで、その時からマシン語というものがあるという知識はありましたが、どうやってるのか理解するころにはMSXは終焉を迎えて、大学では自宅のPC98を使ってCの勉強、研究ではUNIXのオペレーションを少々となりました。この時点でもまだアセンブラに触れていません。

 転機になるのは学研の大人の科学「4ビットマイコン」です。そこまで時間が経過してやっとです。それまでの間には 1chip MSXを購入したり、RPN電卓のiPhoneアプリや実機のキットを購入するなど趣味の一翼として維持していましたが、PCにおいては8bitの素朴な時代からかけ離れていました。そこに4bitとはいえスタンドアロンで打ち込んで実行できるマイコンが突然舞い降りたわけです。学研恐るべしです。

 そして今、ArduinoやRaspberry Piといったマイコンボードが普及・発展して、8bit時代のCPUを駆動する猛者が現れてその技術を公開しました。そういう文化が長く続いてきた分野とはいっても凄いことです。その成果を最後に紹介します。

第1話:今、一番簡単なZ80の動かし方 〜簡単に自作ボードでMS-BASICが動く時代が来た〜
https://note.com/quiet_duck4046/n/n0e0e876b5129?sub_rt=share_sb

この記事からZ80互換CPUをはじめとする部品を買い集めて作成しましたが、第2話の必須部品リストにコンデンサを3点追加する必要があります。0.1μFを2個、それぞれZ80とRP2040に隠れてしまうところにあります。あと10μFを1個、RP2040のすぐ上です。

RP2040へ転送するだけのuf2ファイルですが、下記リンク先のuf2フォルダ下になります。
https://github.com/kyo-ta04/EMUZ80_RP2040_PCB_Firmware/tree/AE-RP2040

 あとおまけとして、私はLinuxを使用していてUSBシリアル通信でRP2040とやりとりする必要があったのですが、screenコマンドが使用可能でした。まずlsコマンドで/dev/ttyUSB*の有効なデバイスを確認したあと、screenコマンドでそのデバイスと通信速度を指定します。
$ screen /dev/ttyUSB0 9600
終了する時はctl+a k

 今や私のXのタイムラインはオールドPCにまつわるポストの割合が激増中で悔いはありません。そのうちまた別の波がやってくるとは思いますが、その時はまたその紹介をしたいと思います。



DSPラジオをATS-20+で始める

 前回アマチュア無線に少し触れましたが、元々ラジオの技術面に興味があります。いわゆるゲルマラジオは電池要らずでラジオ番組を楽しめるわけですが、空中を伝ってくる電波そのものをエネルギー源にしてイヤホンを鳴らすこと、しかもとても少ない部品点数で作れるシンプルさであったり、「鉱石ラジオ」「塹壕ラジオ」などドラマチックな要素も含まれてきます。

 ラジオは言い換えると受信機で、いかに受信感度を高めるかをアナログ回路で実現してきた歴史があります。ダイヤルを回して針を目的の周波数に合わせるラジオはいかにもアナログ方式ですが、液晶画面が付いていて周波数を数値入力できるラジオも電波を受信して音声にしているのはアナログ方式です。そして今回取り上げるのが、音声にするところまでデジタル方式となったDSPラジオです。

 DSPラジオは受信した電波をデジタル信号に変換して処理を行います。ソフトウェアで選局や増幅などできるため調整要らずで非常に高い精度を出せることなど、今後増えてくるのはこのタイプではないかと思います。私としては従来のラジオも好きでコイルとコンデンサで自作するのも良いですが、ArduinoやM5Stampといったマイコンボードからソフトウェアでコントロールするのもまた面白いと思います。私にデザインのセンスがあればディスプレイ表示を見栄え良くしたいものです。

はじめまして

 ブログサイトを開設して初投稿になります。2025年8月、せっかく取得した休暇中に新型コロナウイルスに罹患て外出できなくなったので、短期間の間に取得できそうな資格でも取ってみようかと、思いつきでアマチュア無線技士の資格を取得しました。

 アマチュア無線従事者免許証に続いてアマチュア無線局免許状を発行してもらうのですが、その時にコールサインが割り当てられます。世界に1つの識別サインというわけで、これを使ったドメインを取得して何か始めたいな、ということで立ち上げました。音楽・無線・PCや電子工作・俳句・その他に分けて綴っていければと思います。どうぞよろしくお付き合いください。