前回アマチュア無線に少し触れましたが、元々ラジオの技術面に興味があります。いわゆるゲルマラジオは電池要らずでラジオ番組を楽しめるわけですが、空中を伝ってくる電波そのものをエネルギー源にしてイヤホンを鳴らすこと、しかもとても少ない部品点数で作れるシンプルさであったり、「鉱石ラジオ」「塹壕ラジオ」などドラマチックな要素も含まれてきます。
ラジオは言い換えると受信機で、いかに受信感度を高めるかをアナログ回路で実現してきた歴史があります。ダイヤルを回して針を目的の周波数に合わせるラジオはいかにもアナログ方式ですが、液晶画面が付いていて周波数を数値入力できるラジオも電波を受信して音声にしているのはアナログ方式です。そして今回取り上げるのが、音声にするところまでデジタル方式となったDSPラジオです。
DSPラジオは受信した電波をデジタル信号に変換して処理を行います。ソフトウェアで選局や増幅などできるため調整要らずで非常に高い精度を出せることなど、今後増えてくるのはこのタイプではないかと思います。私としては従来のラジオも好きでコイルとコンデンサで自作するのも良いですが、ArduinoやM5Stampといったマイコンボードからソフトウェアでコントロールするのもまた面白いと思います。私にデザインのセンスがあればディスプレイ表示を見栄え良くしたいものです。
